ついに体験談を別のところで公開開始!!
盗撮で3回警察に捕まった、前科者の記録
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性依存症について。私の場合

盗撮や痴漢等繰り返してしまうものは、本質的に性依存症と言われてきています。
私はこれを知ってから、やっと完全にやめられると思いました。
この性依存症というものについて、私の思いや考えというのを少し書いておこうと思います。


全く関係ない人からすると、病気のせいにしているという風にとらえられますが、本人からすると、病気と理解することですごく納得いくことがあります。


例えば私の場合、次のようなことが病気かと思ったことで、遂に納得できました。
・捕まる程悪い事と頭では理解しているのに、
 別の人格の様に捕まらなければよいと考えてしまう自分がいた。
・相手に気づかれなければ誰も傷つけない=悪くないという歪んだ思考があった。
・最初は一度なら良いと考えてしまう。一度やると歯止めが利かない。
・通常では考えられない程、スカート内に興味を示してしまう。
・ネットで盗撮等の動画を常に探し求めてみてしまう。
・撮ったものより撮る行為に依存するようになっていた。


言葉にするのは難しいのですが、病気かもという考えがないときは、単純に性癖だと思っていました。
なので、もうやってはだめだという意思で止める以外方法が分かりませんでした。
しかし、現実には意思だけでは止めることができず、3回目がありました。


今は、依存症だろうと思うことで、上記のような考えがもし頭に出ても、病気だから駄目だと思えますし、動画等も全く見ないようにしてからはやはり考えることが減りました。

タバコやお酒もそうだと思いますが、物質的な中毒性からくるものでもありますが、やめてもしばらくはそのことばかり考えてしまうと思います。
しかし、ある程度の期間完全にやめることができれば、そのまま無くてもよいとなっていきます。
そこで一度くらいいいだろうとやってしまうと、また繰り返すようになりますが、完全にやらないことを貫けば、どんどん依存症的な症状は無くなり、今後やらずに済むと思います。

私の場合、特に盗撮行為自体に依存していた部分があり、盗撮行為をすることで、脳内麻薬が出る感覚があり、抜け出せなくなっていました。
しかし、やはりきっかけとしてはスカート内盗撮に対する性癖があり、そういった動画等見ることで、またやろうとか見たいと思うようになっていましたので、きっかけを潰すことが大切だと思っています。

通っている心療内科では、認知行動療法として、いくつかの題目に対し、自分の考え等を毎日書いています。
それをすることで、自分のこれまでの行動の見直しや、なぜしてしまったのか、するとどうなるのか等、まず自身を客観的に認知できます。
その上で、相手に対する歪んだ認知等も再確認し、それはおかしい考えだと自覚することもできるようになってきています。

また、私自身のことですが、基本的に考え込むことが多く、更に基本的にネガティブです。
物事や人に対し、悪い方向に考えることが多く、鬱にもなりやすい性格です。
本質的には人の事はあまり気にしないし、ストレスをため込むと他人のせい等にしやすい思考です。
しかし、他からは基本的にまじめと評されるタイプです。

性依存症の本等読んでいると、こういった性依存に関する犯罪で捕まった人には、やはり似た傾向の人が多いようです。
また、私自身は一応大学卒ですが、他の人もどちらかというと高学歴の人が多いようです。

もし盗撮をしていなかったら、例えば窃盗癖や、薬物等なんらかに依存することでストレス等を吐き出そうとしていたかもしれません。
たまたま興味をもったものがスカート内であり、それを盗撮したことでやめられなくなり依存症となったと思います。

私の今後の考えと行動としては、こういった何か悪い事に依存しやすい思考である。という事を理解したうえで、歪んだ認知を持たないよう、まずは悪く考えすぎることを直していく。
特に他人に対しての考えを見つめなおしていく。
盗撮のきっかけとなる、盗撮の動画等見ない事は当然で、常に妻や両親のことを考え生きていくことで歯止めにしていきたいと考えています。

ただ、最終的には完全に治るものではないとも理解しているので、スリップ(またやりそうになること、考えてしまう事)しそうな時等には、ノートやこのブログ等に盗撮に関する考察等を書いたりし、客観的に見ることで止めていこうと思っています。