ついに体験談を別のところで公開開始!!
盗撮で3回警察に捕まった、前科者の記録
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押収(提出)品と証拠品について

2020年9月21日

押収された、又は提出したものについて、書いていきます。
返却についてと、パソコン等の調査について考察です。

-返却のタイミング-

基本的に、盗撮に使用した機器は、少なくとも捜査が終わるまでは、返却されないと考えて良いです。
また、余罪が見つかったパソコン等も同様です。
遅いときは、検察での取調べも終わり、罰も決まってからのときもあるようです。

事件にあまり関係がないものの場合は、結構早く返してもらえます。

ネットでの書き込みを見る限り、スマホ等もなかなか返してもらえず、非常に不便とよく書いてあります。

参考までに私の場合、どれくらいで何が帰ってきたか記します。
あまり細かく書くと特定されるので、事件の順序等わからなくしてます。

事件A
盗撮に使用したカメラや周辺機器
 →最終的に警察で処分(所有権放棄)
パソコン(余罪データあり)
 →警察での捜査が終わり、検察への書類送検中に返却
  (HDDは完全消去された状態)
スマホ(事件と関係なしデータもなし)
 →事件当日の取調べ後に返却

事件B
盗撮に使用したカメラ
 →最終的に警察で処分(所有権放棄)
パソコン(余罪データあり)
 →警察での最後の取調べ時に返却
  データは刑事の目の前で自分で消去
スマホ(事件と関係なしデータもなし)
 →SIMカードだけ、事件当日の取調べ後に返却(頼み込んで)
  スマホ本体は、警察での最後の取調べ時に返却

事件C
事件に使用したスマホ(消去済みだったため、データなし)
 →最初の取調べの帰宅時に返却
パソコン(余罪データなし)
 →警察での最後の取調べ時に返却

他に、履物やカバンなども押収されるときがあります。これは即日返却されると思います。

参考までに、上記の中で、最終的に警察で処分しているものは、強制ではなく、
「返却してもよいが、そのまま処分したほうが再犯防止になるし、少しは情状酌量になって罪がマシになるかも」
的な事を刑事に勧められたからです。返却を希望すれば返却されています。

-パソコンやスマホの調査内容について考察-

パソコンやスマホの警察での調査ですが、事件内容でも変わると思いますので、言い切れませんが、私の感覚としては、まずデータの復元迄はしていない。又はできていない。と感じました。
HDDであれば、普通に消去したデータの復元は簡単ですが、現在主流のSSDでは、復元が難しいことと(詳細はここでは触れませんが、技術的にはtrim命令を使用するため、復元が困難)スマホのフラッシュメモリについては、更に復元が困難な事と、そもそもが削除するタイミングなく、押収されているので復元の必要がないのではとも思います。

また、動画や画像は全て確認するが、通信履歴や他機器との接続、転送履歴、ブラウザの履歴等までは見ていない。と感じました。
私が何か隠していたというわけではありませんが、全然事件とは関係ないファイルを、グーグルドライブや、自前のNASに普段から転送等していましたが、
それについては全く追求されなかったため、データの転送履歴まではみてないのかな?と思ったわけです。もし見ていれば、他に保存場所があると判断し、再度の家宅捜索等もあるかと思います。
私は家宅捜索で押収されなかったNASを、特にやましいものはないけど、どうしようかな?と悩んで、まあもしパソコンのログ等で気になったら、「持ってこい」とか言われるかと思い、そのままにしていたら、特になにも追求されなかったため、このような考察になりました。

ただし、盗撮データをネットで拡散したり、販売したりで起訴されている人もニュースで見ますので、完全に見ていないわけではなく、必要なら調べるのかなと思います。

もう一つ気になったのは、スマホは押収したらすぐ電源を落としたり、機内モードにしてネットから切り離していました。
また、パソコンも押収されている間は、一度もネットにつながっていないと思われます。
もしかしたら、ネット経由で遠隔操作でデータ消去等されないように、対策かもしれません。
しかし、ネット経由のクラウドへのデータ保存等、確認しないのかな?と不思議にも思いました。